グレーディングサービス申込書(PCGS専用)
    グレーディングサービス申込書(NGC専用)
          

① グレーディング・サービスをご希望されるお客様は、先ず「お申込書」に必要事項をご記 入ください。
② 「お申込書とコインや紙幣」を当社にお送り頂くか、直接当社本店迄お持ち込み下さい。
③ 「お申込書と鑑定依頼品」が当社に到着しましたら、ご記入を頂いたお申込書とご依頼品とを併せて確認をした後にご希望されるグレーディング・サービスへの出荷準備をさせて頂きます。
④ 「お申込書のコピー」には「当社担当者名」を記入し「社判」を押印した後に「お預かり 書兼お見積書」としてお客様にご返送させて頂きます(或いは御手渡し致します)。
★お申込書とお送り頂いた鑑定依頼品に就いて内容確認の為に、海外への輸出手続きをする前に担当者からお客様に「電話にてお問合わせ」をさせて頂く事が有ります。
★「お預かり書兼お見積り書」は後日、内容確認の為必要になる場合も有りますのでご依 頼品の「お手許へのご返却時まで」必ずお客様ご自身で「保管」して頂きます様お願い致します。 
⑤各グレーディング機関への各種書類作成後当社の名前にて日本の税関申告を経てアメリカへ「輸出」致します。 
⑥ アメリカ到着後は現地での輸入通関後「各グレーディング機関」に送ります。
⑦「鑑定格付け」作業を施してグレーディングの完了後にも輸出通関を済ませてから、ご依頼品は日本に帰って来ます。
⑧日本での「再輸入品」としての通関検査を受けた後に当社に戻って参ります。
⑨当社にて個々のご依頼品の「内容確認」「仕分け整理」「梱包」等を済ませてから、お客様に対して「到着のご案内」と「最終費用」ご連絡させて頂きます。 
⑩お客様にグレーディング費用のご精算頂いてからご希望される方法にて「ご返却」させて 頂きます。

      

グレーディングとは

「コインや紙幣の世界」で言う『グレーディング』とは国際的に認められている「第三者鑑定機関(会社)」による『鑑定格付け』の事です。古くからコインや紙幣にはその「真贋を含め、鑑定や評価、格付け」に対して「洋の東西」を問わず様々な「問題や諸説」が存在し
ています。これらの事柄を解決するべくして創設されたのが『グレーディング』と言う名の 「安心して世界中で通用する鑑定・格付け」の仕組み、方法です。

現在ではアメリカの数社を筆頭にして世界中には凡そ 20 を超える、グレーディングの為の 会社や第三者機関が存在しますが、その中でも「アメリカの 2 社(NGC,PCGS) )は 30 年 程前に創設されて以来、その圧倒的な鑑定数量と共に数値的な評価システム(グレーディン グ基準 70 段階)を構築して来ていて、その実績は世界中の収集家や愛好家の方々から評価 をされ、絶大なる「信頼と信用」を享受しています。また、2社共に莫大な鑑定格付けの為 に必要な情報と資料を持ち合わせてもいます。

グレーディングをされた皆様方のコインや紙幣は「鑑定格付け」の終了後に各社独自の「特殊プラスチックケース」に収納され、当社を通じて皆様のお手許に戻って参ります。特にコインは『スラブケース』と呼ばれる透明で特殊加工を施された「四角いプラスチックケース」 に入って参ります。

PCGS とは

「PCGS(Professional Coin Grading Service)」は 1985 年にアメリカ、カリフォルニア州ニ ューポートビーチに創設された収集用コインの「第三者鑑定格付け会社」です。 現在では世界共通のグレーディング基準となっている「シャルドン・スケール(70 段階)」 を最初に考案して確立した会社でもあります。
「PCGS」のシャルドン・スケールはコインを「スラブケース」に入れ「グレード」を付ける事に依って収集家の皆様方がお手持ちのコインの状態を確認し、世界中何処ででも安心 して売買をする事が出来る「グレーディング」と言う「鑑定格付け」の基礎を作りました。 現在では「約 100 ヵ国以上の国や地域」の 16 世紀から現代迄のコインのグレーディングを して、皆様方のコインに対しての「鑑定格付け」をしています。 特に「アメリカンコイン」のグレーディングの実績と内容に対しては、世界中の収集家や愛 好家、コインを扱う業者から高い評価が寄せられています。 「PCGS」には、 「PCGS Banknote」 と言う紙幣グレーディングを行う部門や「PCGS RESTORATION」と言うコインの「復元、修復作業」を行う部門もあります。 (★現在「PCGS」ではギリシャ、ローマ、オリエント等の「古代コイン」として分類されるコインへのグレーディングを承る事が出来ません。「古代コイン」のグレーディングをご希望されるお客様は「NCS」のグレーディング・サービスをご利用下さい)

NGC とは 
   
「NGC(Numismatic Guaranty Corporation)」は 1987 年にアメリカ、フロリダ州サラソタ に創設された収集用コインの「第三者鑑定格付け会社」です。 その後グループにはコインの“復元・修復の為”の「NCS」、“紙幣鑑定の為”の「PMG」 等が加わりました。 「NGC グループ」の特色の一つに「鑑定可能品目の多さ」が上げられます。中世から現代 迄の「コイン」をグレーディングする「NGC」を始めとして、古代コイン鑑定専門の「NGC -ANCIENT」や紙幣鑑定の為の「PMG」の部門が有ります。 「NGC」には現在 30 人を超える鑑定スタッフが常駐し、24 時間の交代制で鑑定作業を行 っています。 「NGC」ではこれ迄の(創設から 2016 年 10 月末現在)29 年間で凡そ“3400 万 個を超える世界中のコイン”の鑑定格付けをしてきた実績があります。 「NGC」,「PMG」ではアメリカの「スミソニアン国立博物館」、中国上海の「ミントミュージアム」等が所蔵している各国の「国宝級の歴史的コインや紙幣」等もグレーディングし て来ており、その鑑定能力の高さと、正確な内容には素晴らしい実績が伴っています。 「鑑定格付け」をされた全てのコインや紙幣にはグレーディン後の商品価値への「保証」も
加わるため為、 「世界中のオークション」での競売の際にはグレーディングをされ「スラブ」 に入っている事で、応札者が「安心して入札出来る基準」にもなっています。 また、 「NGC グループ」の中には「NCS」と言う部門も有り、 「汚れの酷いコインや公式メ ダル等」に人工的な加工をする事無く、コインが持っていた「本来の自然な輝きや色艶」を 取り戻すための「復元、修復」をする精度の高い技術を持ち得ています。

華夏評級とは

中国の古銭、銀錠を中心にグレーディングサービスを提供し、信頼性の高いグレーディング会社です。

(華夏評級のグレーディング費用につきましてはお問い合わせください)


   
グレーディングのメリットは

1)真贋の判定
2)状態の判定
3)希少性の確認  製造数と現存数の把握等に繋がりそのコインの「市場価格」の判断材料ともなります。
4)コインの保護 『スラブケース』に入る事で「コインを保護する機能」も持ち合わせる事に繋がります。

★グレーディングに出された「全てのコイン、紙幣」がスラブやプラスチックケースに入る 訳では有りません。1) 商品の鑑定時に「疑義が有った」場合 2)鑑定が「不可能」な場合 等には「グレーディングの申請をしたままの状態で返却されて来る事」もあります。

グレ-ディングの料金  (参考値段です)

(お問い合わせください)

    
    


1.機械製ではないコイン (ギリシャコイン、古代ローマ、ビザンチン帝国等) 小判、大判がはグレーディング可能。

2メダルやトークンの内、オフィシャル ミント製ではないものや政府の許可を得て無い物。

    

NGC-Ancientにグレーディング作業を承る事が出来るのは『古代ギリシャ、ローマ、ビザンチン、オリエント)』のコインです。 

★但し、古代インド、ササン朝ペルシャのコインは現在、諸般の事由により「受付不可」の状況ですのでお引き受けが出来ません。


① 当社がグレーディング・サービスの代行をさせて頂く際にお客様から頂く料金は基本に
なる『グレーディング料金』と『保険料(ご申告価格の1%)』を合計した金額と為ります。
② この金額には『消費税(8%)』が含まれています。
③ お客様にご返却する際には『税込み送料¥500(沖縄、島しょ部は¥1,200)』の配送料金 が「別途必要です(★複数枚有る場合でも配送料金は同額です)。 」
④ グレーディング後に「店頭引き渡し」をご希望のお客様の場合には『送料は不要』です。
⑤ 「オーバーサイズ」「クロスオーバー」「リホルダー」等の幾つかの『付帯サービス』の料金に就きましては、お預かりした時点でお見積りが出来ない場合も有ります。料金計算の形態がその内容により種々異なりますので(コイン、紙幣共に)鑑定会社からの返却時で ないと『正確な料金計算』が出来ない場合が有る事を御承知措き下さい。
★勿論「大凡の料金」を事前にお伝えする事は可能です。
⑥ 「NCS」と「PCGS Restoration」に依る『コインの復元・修復作業』に関わるグレーディング料金については「ご申告価格」「作業時間」「 作業内容」等のご依頼内容に依って料金が変わって来ます。他の通常のグレーディングとは異なり「大凡の見積もり」も商品のお預かり時にお伝え出来ない場合が有る事をご承知措き下さい。
⑦ 『同種類(発行年が同じ年)で 100 枚以上』のコインや紙幣を「一括」してグレーディン グ希望されるお客様に対しては、下記の各料金よりも廉価な「特別料金」の設定をさせて 頂く事が可能な場合が有りますので、事前に当社の担当者にお問い合わせ下さい。
⑧ グレーディングを依頼する「各社、各部門」は共に毎年、『料金改定』と『規約改定』(不定期ですが12月中旬~翌年1月末頃)が行われます。それに伴い当社も止むを得ずに料金、条件を改定させて頂く事が有ります。その場合には当社の『 ホームページ上で「告知」』をさせて頂きます。或いは商品のお預かり時にご説明させて頂きます。
⑨ 当社では、グレーディング代行をご依頼頂いた時点での「料金」を前提にして「お見積り」をさせて頂きますので、ご依頼品をお預かりした後に「料金改定」が有った場合でもお預 かり時点での料金計算にてご請求させて頂きます。

グレーディング・サービス代行の範囲
1)世界各国のコイン
2)世界各国の紙幣
3)明治以降に作られた日本のコイン(一部江戸 期の打製コインも可)
4)日本の紙幣
5)世界各国公式発行のメダル、トークン

ノーグレード(鑑定・評価不能)のコイン

コインの状態は様々です。中には以下のように2社のグレーディング会社の基準にそぐわないものもあります。 この場合、費用は掛かりながらランク(数字)が付かなかったり、ケースに入らず戻ってくることもございます。予めご了承下さい。

ノーグレード
(鑑定・評価不能)
説明 印刷表記 ケースの有無
82 縁にすり切れ 有り 有り
83 ラミネートのはがれ 有り 無し
84 穴、ふさがれた穴 有り 有り
86 真正性証明不能 有り 無し
90 偽造コイン 有り 無し
91 不自然な色合い 無し 有り
92 洗浄 - 激しい、研磨洗浄法による表面の損傷 無し 有り
93 硬貨地板不備 - 金属不純物または硬貨地板に不具合 無し 有り
94 変造した表面 - すれ、激しい洗浄、サムオーバー(不具合を隠すためや、見た目を改ざんするために練り状の物質を使用) 無し 有り
95 擦り傷 無し 有り
96 サービス遂行されず、返金 - 当社が鑑定しないコイン(例:メダル、私的に発行されたもの等)あるいは鑑定できない(例:極端に大きいコイン等)。手数料返金。 有り 無し
97 環境ダメージ - 例:腐食、塗装膜(ラッカー)、極端に重い調色等 無し 有り
98 ダメージ - 故意の表面ダメージ。例:落書き、しみの除去等 有り 有り
99 PVC(ポリ塩化ビニル)残余物 - ホルダーから浸出するビニル生産用の可塑剤が使用されており、コインに達し将来的に表面を損害を与える 有り 無し

※これら以外にも発行された時代やコインの種類によって代行を受けられないものが一部ございます。

保険と損害賠償
1)当社への「グレーディング代行の依頼品」のお持ち込み又は配送での到着後に「お預かり証(申込書兼用)」を発行させて頂きます。 ご依頼品は当社並びに輸送機関、グレーディング機関において厳正に管理されますが海外への輸送を含むため『万一の事故に備えて 「保険」をお掛け頂いています』。
2)お客様のグレーディング依頼品の「妥当と思われる市場価格」を『申告価格』として 申請をして頂き、その価格の『1%』 を「保険料」として頂戴します。
3)当社でご依頼品を「お預かりをした(ご送付の場合も含む)以降」、グレーディングが完 了をしたご依頼品の「お手元へのご返却、到着迄」の期間が『保険適用期』」です。
4)万一、輸送途中を含め「事故や事件」に遭遇してしまい『ご依頼品の返却が不可能』と なった場合には、お客様の『ご申告価格』を最大限度額として『損害賠償』させて頂きます。

ご注意事項・他
1)尚、各グレーディング機関に到着後に「鑑定作業」に入りますが稀に『ケースに入らず に返却をされる事』が有ります。その場合でも『輸出入に係る輸送代金、グレーディング 料等』は発生しますので予めご了承下さい。
2)ご依頼品が「当社に到着する前に生じた事故」に就きまして「当社はその一切の責任に 応じかねます」ので、ご依頼品を「ご送付」頂く際には必ず『郵便書留、その他保険付き
輸送機関』をご利用下さい。或いはお客様ご自身で当社まで「お持ち込み」下さる様にお願い申し上げます。
3)当社が「お預かりしたお客様のご依頼品」に関わる事が原因で「係争事」が生じた場合には「東京地方裁判所」を管轄裁判所とさせて頂きます。
 
グレーディングの為のお預かり期間
1)通常、コインや紙幣をお預かりしてから(当社到着から)ご返却までの(当社から発送)、 基本のお預かり期間は『2~3か月』です。
2)当社ではアメリカの各鑑定会社、部門に対して「1か月に『1~3 回』」輸出をして現地で の作業依頼をしていますが「作業数量、作業内容、祝祭日の違い等」の関係でそれ以上の 期間を要する場合が稀に御座います。
★特に当社でのお預かり日が 12 月 10 日以降、1 月中旬迄の期間は「アメリカの長期クリ スマス休暇」の時期と重なるため通常時期より時間を要しますのでご注意下さい。
3) 「NCS、PCGS RESTORATION」に就きましては、現地での作業に要する時間が長く掛 かる事を考慮して最低『3か月~』を目安にしてお預かりしています。
4)当社にご依頼の「コイン、紙幣」がアメリカでのグレーディング作業が完了して戻って 参りましたら、担当者から直接お客様に『料金とご返却方法』の確認の為のご連絡をさせ て頂きます。

★ご注意事項★
1)★『高額商品、エラーコインや紙幣』等のグレーディングを希望されるお客様は事前に 当社の担当者迄ご連絡下さい。
2)★一度にご依頼頂く商品点数が多い場合(100 枚以上)には事前に内容を当社担当者迄 ご連絡下さい。(料金がお安くなる場合が御座います)
3)★現在(2016 年 10 月)、1US$=¥100 で料金計算をさせて頂いていますが、今後 甚だしい為替変動が発生した場合には勝手ながら事前の通告無く『料金の改定』をさせて
頂く場合が御座います。(その場合には当社ホームページでも事前に告知させて頂きます)
4)★★グレーディングの依頼をしても『スラブケース』に入らずに戻って来る場合が有りますが、その場合でも「輸出入費用や現地での作業費用」は発生しておりますので料金のご請求をさせて頂く事をご承知措き下さい。また、その様な場合には当社の担当者から 『ケースに入らなかった理由、内容』をお客様に直接ご説明させて頂きます。
5)★ ★現在、アメリカでは幾つかの国に対して輸入制限(経済制裁を含む輸入規制対象国) をしています。当社がグレーディング代行を承っている2つの会社(グループ)共に日本から輸出する事も不可能ですのでグレーディングをお受け出来ません。、対象と為るのは『北朝鮮、イラン、キューバ、ミャンマー』のコイン、紙幣です。これらは全て『受付不可』と為りますのでご注意下さい。
★これら以外にも『発行された年代』や『コインの種類』によっては、グレーディング・サービス代行を受けられないものが一部ございます。 
 
グレーディングの状態評価(アメリカ、日本)

スラブ

状態表記

日本語

特徴

PF Proof プルーフ 何らかの目的のために特別仕上げされた品。製造方法を示す言葉でグレーディングとは区別される
MS70 FDC パーフェクト完未 流通用として製造されたコインでは発見不可能とも思われるほどの完全な品
67    
66 -FDC 完全未使用品 造幣局か製造されたままで通常考えられる傷ひとつ無い品
65 UNC/FDC    
64 UNC+    
63 UNC 未使用品 表面の輝きは製造時の状態を保ち摩耗もないが、バッグマークなど擦過傷やアタリ傷がわずかにある品
62 -UNC    
61 AU/UNC 準未使用品 摩耗はほとんど無いが、多少の流通感がある品
60 AU    
AU58 EF+ 極美品 多少の摩耗は見られるが、表面に製造時の輝きを残している品
55 EF   
50 -EF    
EF45 VF/EF    
40 VF+ 美品 摩耗はかなりあるが、細部までシャープに判別できる品
VF35 VF    
30 F/VF    
20 F+ 並品 かなり摩耗はしているが、年号など特徴は明瞭に見える品
F15 F    
12 -F    
VG8 VG 劣品 文字や年号まで摩耗しているが、一見して判別可能な品
G4 G 大劣品 文字や年号も摩耗し、経験を積んだ者にしか判別できない品


(FDC=Fleur de coin、 UNc=Uncirculated、AU =About Uncirculated、EF=Extremely Flne、VF=Very Fine、 F=Fine、VG=Very Good、G=Goodの略称)
スラブには “UNC Deta”、”AU Deta”、”XF Detai″、”VF Detail”など “ディティル”とグレーディングされた数字の付かない欠点のあるコインがあります。これらの品はその欠点とそれを除いた全体の状態を併記してありますので、ご参照下さい。
※古金銀等、評価に関しては一部例外があります。
紙幣の表記について:完全未使用品=GU(Gem-UNC)、未使用品=CU(Choice-UNC)、EQP=Exceptional Paper Quality(印刷当時の紙質を維持している品)

グレーディング・サービス代行規定

当社ではグレーディングを受ける目的の為にお客様に代わり
① 申し込み書作成(英文)
② 日本からの輸出梱包
③ 輸出の為の通関手続き
④ 現物古貨幣(コイン、紙幣)やメダル等の海外発送、
⑤ アメリカ現地鑑定機関との連絡
⑥ 輸入に関わる事前作業
⑦ 日本 再輸入の為の通関業務等を代行するサービスを承っています。

お申込みが可能な方 上記のコイン、紙幣、メダル等をグレーディングの代行依頼お申し込みをして頂けるのは ①「日本国内に在住の方」②「お申し込みをされる商品の正当な所有者」の方に限ります。
★グレーディングをお申込みになるお客様の『個人情報』に就きましては当社が責任を持って厳守致します。

お申込書 当社では指定の「グレーディング・サービス申込書」をご用意しています。 「ホームページ
からの印刷(このページの一番下にリンクが有ります) 」か「郵送、FAX」のいずれかをご利用下さい。 郵送、FAX をご希望される方もご遠慮なく当社宛てお電話でご連絡下さい。

Q&A

グレーディングに出す前

Q.  どの様なコイン、紙幣がグレーディングの対象になりますか?
A.  基本的に殆ど全てのコイン、紙幣、公式メダルはグレーディングの対象になります。

◎今迄にお問い合わせの有った中から対象に為る幾つかのコイン、紙幣の種類に就いてご紹介します。
①「1500 年代の英国コイン」 基本的に全てグレーディングの対象になります。
 ②「 1200 年代のイスラムコイン」 通常のグレーディングではなく NGC グループの「NGCANCIENT」でのグレーディングになります。
③「昭和天皇在位 60 年記念コイン」を含む日本硬貨 明治以降現代硬貨までグレーディン グに出す事は可能ですが★『現在使用可能なコイン』はアメリカへの輸出の際に「保険申 請」が出来ない事が有りますのでご注意下さい。
④ 「日本の古金銀」 PCGS でのみ、グレーディング可能です。
⑤ 「財務省金貨」(写真式グレーディング) 現在、NGC,PCGS 共に『受付を中止』してい ます(平成 28 年 10月現在)
⑥ 「.各種メダル」 各国の「公式発行、歴史的メダル」のみグレーディング可能です。
⑦ 「各種トークン」 各国の「公式発行トークン」のみグレーディング可能です。
⑧ 「ハンマーコイン」 「中世、近世」のものは基本的にグレーディング可能ですが、一部 は「NGC-ANCIENT」のみのグレーディング対応になります。
⑨ 「皇朝銭、穴銭」 「NGC,PCGS」共に現在は『受付不可』です。
⑩ 「文政、天保小判」 「PCGS」のみ可能です。当社でも過去に 10 数枚をグレーディング に出していますが小判等の古金銀に施してある「色上げ技術」を理解した上でのグレーデ ィングかどうか判断出来ない事が有ります。
⑪ 「改正不換、聖徳太子 3 次 100 圓紙幣」 「PMG(NGC グループ) 」のみグレーディン グ可能です。
⑫ ”南極ドル”等の「ファンタジー紙幣」 現在、 「PMG(NGC グループ)、PCGS Banknote」 共に『受付不可』です。
⑬ アメリカの「輸入規制対象国の貨幣」 北朝鮮、イラン、キューバ、スーダン等の『貿易
規制対象国』の全ての「コイン、紙幣」はアメリカの国策で輸入禁止と為っているために 全てグレーディングの申請が『受付不可』です。 QNGC,PCGS へ御社から『アメリカに出荷する時期、受付締め切り日』は有りますか? A 特に受付締め切り日は決まっていません。平均して「1 か月に 1~3 回」 『ある程度の数 量が纏まった時点』でアメリカに輸出しています。

Q. コインの「裏面の意匠に特徴が有る」場合に、『その裏面を“表側”にしてスラブケース に入れる様にリクエストする事は出来ますか?』

A. 基本的に可能です(稀にグレーディング会社が拒否する事が有ります)。ただコインの「表 裏」に就いては諸説が有りますのでご希望される際には『どちらの図柄を「表」にしてス ラブケースに入れて欲しいかを(例:市街の景観側、女神の顔側等)ご指定下さい。』
★100%の保証は出来かねますが鑑定機関への要請を致します。

Q. 「グレーディング」を依頼する際に『PR68 を下回る評価の場合にはスラブケースに入れ ないで欲しい』と言うリクエストをする事は出来ますか? A その様な「リクエストをする事は可能」です。ただ、通常のグレーディングとは「申し込 み用紙」の作成方法、費用等が違って参りますので『事前に(グレーディングに出す前) ご要望』を当社の担当者にお伝えください。 Q グレーディング代行の「手数料や保険の代金」は『いつ「お支払い」すれば宜しいのでし ょうか?コインをお送りする時ですか?』

A. グレーディングが完了してアメリカから日本(当社宛て)に戻りましたら、当社の担当者 からご『ご請求費用のご連絡』をさせて頂きますので、その後に「銀行振り込み」でお支 払い下さい。或いは当社の「店頭でのお受け渡し」も可能です。

Q.  私のコインに「キズ」が多いものや「磨き」を掛けたと見られるものが有るのですが、御 社にコインをお送りして「グレーディングに出す前」に『“Details”に為りそうかどうか を事前に教えて頂く事は出来ますか?』

A. 「Details」になるか否かの判断は『当社では出来ません』、「 Details」に為るか為らない かと言う事は各々のグレーディング会社が判断する『重要事項』ですので、当社からグレーディングに出す前に「Details」に該当するかどうかをお知らせする事は出来ません。

Q.  御社経由で NGC に対して『「リホルダー」「クロスオーバー」サービスの代行をお願いする事は可能ですか?』

A.  はい、 『可能』です。ただ、通常のグレーディングと「申し込み方法、記入内容」が異なる為、同様のご依頼件数が少ない場合にはアメリカへ発送する迄に『時間を要する』事が有る事をご承知おき下さい。ご依頼のコインの枚数が多い場合には(例:一度に 20 枚以 上有れば)速やかにグレーディング会社へ発送する事が可能になりますので事前に当社 の担当者にお問い合わせ下さい。

Q.  グレーディングの代行をお願いしたいのですが「NGC,PCGS」のどちらの会社のグレーディングが『正確ですか?また鑑定が厳しいのはどちらですか?』

A.  数年前までは「PCGS の方が鑑定が厳しい」と言う意見も有りましたが、現在ではその 「優劣は認められない」と当社では判断しています。当社は飽くまで「代行」をお引き受
けをしている会社ですので「どちらの会社が正確で厳しい」とは立場上も申し上げる事は
出来ません。どちらの会社にグレーディングするのかは「お客様ご自身」でお決め頂いて います。

Q . グレーディングの『「申し込み用紙」はどの様にすれば入手出来ますか?』

A. パソコンとプリンターをお持ちであれば、当社の『HP からダウンロード』して頂けます。 もしお持ちでなければ当社にご請求頂ければ「郵送」でお送りする事も「FAX」でお送り する事も可能です。グレーディングを希望される会社、機関に依って「お申込み用紙が異 なりますのでご注意下さい。 ★HP には 2 社,5 機関分(NGC,NGC-ANCIENT,PMG,PCGS、PCGS Banknote)の「お 申し込み用紙」と代表的な「記入例」が御座います。

Q. グレーディングの代行をお願いしてから『どれ位の期間で私の所に戻って来ますか?』
A. 基本的にはグレーディングの代行を希望されるコインや紙幣が『当社に到着してから、 NGC で約 3 か月、PCGS で約 2~3 か月』のお時間を頂いています(飽く迄基本の期間の 目安です)。PMG,NGC-ANCIENT は「3~4 か月間」を目安としてグレーディングのご依 頼を承っています。輸出時のタイミングやアメリカ現地での受け取り状況や休暇の時期、

付加作業が必要な場合には、「それ以上の時間を要する事も有ります」のでご承知おきください。
★特に毎年 12 月 10 日過ぎから翌年 1 月中旬の間にお預かりした場合には通常よりも 2~3 週間多く時間が掛ってしまいます(アメリカのクリスマス休暇、日本の年末・年始期 間の時期に当たります) 。

Q.  保険の為の「申告価格」は『どの様に決めて記入すれば良いですか?』
A. 「ご購入された金額でのご申告価格」が一番多い様です。当社の方で『申告価格』を決め る事は出来ません。ご購入時の「価格が不明な場合には“大凡の現在の市場価格”」をア ドバイスさせて頂く事は可能ですのでそれを基にご申告価格をご記入下さい。

Q.  グレーディング代行をお願いする時に、費用の節減をしたいので「市場価格の 20%位」 で申告価格を決めようと思っています。『申告価格をかなり下げて申請したら問題ありま すか?』

A. 「申告価格」は極力『実勢の市場価格に近い金額』でお願いします。これは紛失、盗難等 の問題が発生した際の「保険金額」の事も有りますが、場合によっては受け取ったグレーディング機関から『不当な申告価格』と見なされて「鑑定作業を断られる場合」が有りますのでご注意ください。

Q. グレーディングをお願いしたいコインは『どの様にして御社に渡すのですか?或いはお 送りをすれば良いのですか?』

A. ご記入頂いた「お申し込み用紙」と一緒に「書留郵便」や「ゆうパック」等の『追跡調査 が可能な方法で「保険」を付けてお送り下さい。 或いは「当社にお持ち込み」頂くか、当社が出展参加をしている「催事会場」でもお受け 取りが可能です。 ★お送り頂く際には、万が一の事故に備えて「普通郵便」でお送り頂く事は『絶対に避けて下さい』。お客様からお送り頂いたコイン、紙幣等が「当社到着前に紛失、盗難」に合 っても当社では『一切の責任を負う事が出来ません』。

Q. グレーディングをお願いする際の「申告価格」の通貨単位は『US ドルと日本円』のどち らが良いのですか?

A. 当社ではどちらでも受付をさせて頂いています。『円建て』でご申告を頂いた場合でも、 輸出書類を作成する際には『USドル』に計算をして申告をします。 不測の事故が発生した時にご申告価格が「US ドル建て」の場合には、事故が確定した日 の「為替相場」に準じて計算をした『日本円』にて賠償をさせて頂きます。

Q. 万が一、輸送途中で事故が起きた場合に『保険で補償される金額は幾らですか?』
A. 当社がお預かりした後に残念ながら不測の事故が発生して商品が「紛失、盗難」に遭遇した場合、当社からお支払い出来る「金額の上限」はお客様からの『申告価格』です。

Q.「郵送」でコインを送る時には『どの様な形で送れば良いのですか?』
A. 通常は透明の「ファスナー付きビニールケース」「ダブルポケットのビニールケース」に 「一枚ずつ」入れたうえで、出来れば更に「緩衝材(プチプチビニールや柔らかい紙等)」 で包んでから封筒や箱に入れてお送り頂く事を『推奨』させて頂いています。
★お奨めしないのは『ホチキス留めの紙のコインホルダー』『市販のプラスチックカプセル』等に入れたままで直接封筒に入れてお送り頂く方法です。当社から輸出をする際には全てのホルダーやケースからコインだけを一度取り出さなければなりません。その際の事故発生(キズや擦れなど)を防ぐためにも、お客様ご自身が『透明なビニールケース』 に入れてお送り頂けます様お願いします。

Q.「NGC」のスラブケースに入ったコインを「Yahoo オークション」で落札しましたが、商品到着後に良く見たらたら「スラブケースにキズ」が有りました。『スラブケースの交換 は可能ですか?ケース交換をした場合に「グレードが下がる事」は有りませんか?』

A.「NGC」の『正規の鑑定品』であればスラブケースの交換( 『リホルダー』と言います) を依頼する事は勿論可能です。その場合に「ラベルの表記内容やグレード」が変わる事は基本的には有りません。ただ、「ラベルの色柄、デザインやケースの形状が変わる事」が数年に一度有りますのでご留意下さい。その場合でも『グレーディングの評価が下がる事』 は有りません。

Q.「NGC から PCGS」へ『スラブケースの交換をする事は可能ですか?その時に「スラブ ケースに入ったまま」
御社に送って構いませんか?グレーディング会社が変わる事で「グ レードが下がる事」は有りませんか?』

A. お問い合わせの内容は『クロスオーバー』での『リグレーディング』をする事を意味して います。「クロスオーバーでのリグレーディング」をする事は勿論可能です。 その場合、「グレードが下がった事」は有ります。逆に「上がった事」も何度か有りました。また、当社にお送り頂く「グレーディング済」のコインは必ず『スラブケース』に入れたままでお送りください。

★もしお客様が、ご自身でスラブケースから何らかの方法でコインを取り出された場合 にはそのグレーディングをされた内容は『一切保証されません』ので十分ご注意下さい。

Q. 友達が「NGC」でグレーディングをしたコインの「スラブケース」を自分で壊してしまいました。『中身のコインとラベル(NGC,MS-61)』 は有るのですが、改めて「NGC」に グレーディングに出したら『元と同じグレード評価になりますか?』

A. 最初にグレーディングに出した時と同じグレードで戻って来る『保証は有りません』。 お問い合わせの内容は『新規のグレーディング』を依頼するのと同じ事になります。過去 の同様な事例ですがグレードは「4 段階」も下がってしまいました。
★お客様がご自身で「スラブ」を壊すような事は『絶対』にしないで下さい。折角手にされた『鑑定、グレード、保証』を元に戻す事は出来ません。

グレーディングから戻って来た時
Q. 私の大阪の友人が「PCGS」の代理店を通してグレーディングに出しましたが「スラブケ ース」に入らないで返却されて来ました。『それは「コインが偽物」と言う意味ですか?』

A. スラブに入らなかったから『偽物』だとは限りません。何らかの理由で「グレーディンが 出来なかった」とご理解下さい。ケースに入らなかった理由は(英語表記ですが)返却されたコインに添付されている「ラベル」に簡単な内容ですが記載されている筈です。最近では「コインの表面の汚れ」が原因でスラブケースに入らなかった事例が多く見られます。
★このような場合には NCS か PCGS RESTORATION でコインの『表面を修復して再度 グレーディング』する事でランクが付く事が多く有ります。
★残念ながらグレーディングに出した品物が『贋作(偽物)』で有った場合には、勿論「スラブケース」には入らずに戻って来ますが、その際には「Not Genuine」とか「Counterfeit」 と付記されて来ます。

Q. グレーディングに出したのに『ケースに入らない』『数字が付かない』と言う事を耳にしますが『どの様な意味なのですか?教えて下さい。』
A.『ケースに入らない』で返却されるコインには幾つかのパターンが有ります。
スラブケースに入らない理由には
(1)「真正な商品では無い(贋作)」
(2)「真贋が“疑わしい”が断 定出来ない」
( 3)「表面に“甚だしい汚れの付着”が認められる」等が上げられます。 「ケースに入らない」と言う事の意味は「グレーディングが出来なかった」と言う事で、 その全てのコインが『偽物』」と言う事では有りません。『数字が付かない』事を「Details」と呼びますが、NGC,PCGS 共に詳しい説明を避けていますが「何らかの理由の欠点が有る」とグレーディング会社が判断したと言う意味です。「スラブケース」に入って居ても“シャルドン・スケール”の『数字が付かな』で戻 って来る場合も有りますが、その場合には「偽物」と言う事では有りません。

Q.「汚れている」と言う理由だと思いますが、NGC でグレーディング出来ませんでした。 『「 NCS」に「コインの修復」を依頼する事の代行をお願い出来ますか?料金は「幾ら位」 ですか?それと、綺麗になった後に「再度」NGCにグレーディングに出す事は可能ですか?』
A. はい、スラブケースに入らなかった理由が『コインの汚れ』で有る事が分かっていれば、 『NCS で修復をしてから再度 NGC にグレーディング』を依頼する事は可能です。料金に関しては多少複雑な計算が「個々のコイン」に対して必要な為にグレーディングに出す際 に正確な料金を出す事が出来ません。
★事前にお問い合わせを頂ければ料金の概算をお伝えする事は可能です。
★「NCS」に復元・修復に出す際ですが基本的に「NCS+NGC」での料金の計算になります。